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生ハチミツ選びに迷われたら

  • 2018.1.26
  • 蜂蜜の選び方

ハチミツの種類は多くあり、選ぶのに迷うほどです。
おすすめのの種類と一般的な特徴をご紹介します。

ハチミツは、花から採れる蜜を集めたものなどで、花の種類や産地で
蜜の色や味、香りに違いがあります。また、採れた年でも味に違いがあります。

アカシア


清楚な白いアカシアの花から採れるハチミツです。
さっぱりとしてクセのない上品な香りと甘みがあり、後味が
スッキリしています。ハチミツを食べ慣れていない人でも食べ
やすく「ハチミツの女王」と呼ばれています。
果糖が多いので寒い冬の時期でも、固まりにくく使い
やすい特徴があります。

みかん


柑橘系の爽やかな香りとフレッシュな味に年齢問わず人気があります。
色は透明度のある金色で、色が薄いほど良質とされ粘性が強いです。
紅茶によく合うハチミツで、午後のティータイムをより楽しくしてくれます。
トーストに塗ったり、ヨーグルトに入れても味が濃厚ですが、後味は爽やかです。

とち


東北各地の山地に多く自生し、大木になり大量の花蜜を出します。
美しい花を咲かせることや、実からトチ餅が作られることなどでも知られています。
和名はとちですが、マロニエとも呼ばれています。とちの花特有のフローラルな香りと
柔らかい甘みがあります。後味がさっぱりして美味しいので、コーヒー、紅茶、
ヨーグルトに入れたり焼肉のタレや煮物にと幅広く使えます。

クローバー


四葉のクローバーで有名な、小さな花から採られた香り高いハチミツです。
世界で最も生産量が多く、寒い地方の代表的なハチミツです。国内の産地では、
牧畜が盛んな北海道の石狩平野が有名です。欧米でも親しまれ、カナダや
ニュージーランドでは最高級品とされています。淡い色にフローラルで上品な香りで、
強い甘さが特徴のハチミツです。天然のハチミツポリフェノールとグルコン酸が
豊富に含まれています。

そば


そばの原料になるそばの花から採れるハチミツです。
クセが強く、日本ではあまり好まれてきませんでしたが、フランスではお菓子の
ジンジャーブレッド作りに欠かせない材料として人気が高いです。他のハチミツと
比べても非常に栄養価が高く、活性酸素消去能力が極めて高いと言われています。
味は非常に個性的で独特の香りがします。黒砂糖のようなとても濃い味で、甘みと共に
苦みも感じます。そのため、好みがハッキリと分かれる大人向けのハチミツです。
クセが強いため、あっさりした料理には向いていません。スパイスの効いた肉料理や
濃い味付けの煮込み、匂いの強いチーズなどに合います。

 

代表的なハチミツについて種類や選び方について簡単に紹介しました。
代表的と言っても世界には食べられるハチミツは1000種類以上あると言われています。

ハチミツ本来の味や香りを楽しめる生のハチミツ、いろいろな種類を食べ比べをして、
お気に入りのハチミツを是非見つけて下さい。

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