皆さんの中には「ハチミツは腐らない」という噂を聞いたことが
ある方がおられるかもしれません。
実はこの噂はほぼ合っていると言えます。
適切に保存したハチミツであれば基本的に腐ることはないので
100年も200年前の物でも食べることが出来るのです。
ハチミツは基本的には腐りません。
というのも、ハチミツ自体が強い殺菌能力を持っていますし、
ハチミツは水分が極端に少なく細菌が繁殖することが出来ないからなのです。
細菌がいなければ腐ることはありません。
ですから、天然のハチミツは腐らないんですね。
実際に、3000年前のハチミツが発見され
成分を調べた結果、成分自体には何の変化もなかった
ことがニュースで報じられた事もあります。
ただし、天然ではない加工物が入っているハチミツの場合、
その成分によっては腐る可能性があります。
また、ハチミツの容器の中に水分や異物が入り、
それが原因となって腐ることがあります。
ハチミツも日本の法律上、他の食品と同じように賞味期限が
義務付けられています。
賞味期限はメーカによって違いますが、食品全般と比較するとその期間は長く
設定されており、国産メーカーの場合は、大体2年~3年の間のものが多いです。
腐るわけではありませんが、ハチミツの風味は
時とともに少しずつ落ちていきますので、採れてから
大体2~3年がおいしく頂けます、という意味合いのようです。
実際、法律がなかったらハチミツに賞味期限はないようなものです。
賞味期限切れのハチミツでも天然物で、適切に保存していたものなら
問題なく食べられます。